
製造業向け製造及び、検査工程の自動化を実現するエッジデバイス「SonicAI」を開発する株式会社Resi For(本社:東京港区、代表取締役:田中寛之)は12月26日までに、SSS Capitalおよび個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施し、プレシリーズラウンドのエクイティ資金調達を実施いたしましたことをお知らせいたします。
【シードラウンド引受先からのコメント】
SSS Capital 代表パートナー 神谷 遼多氏
今回、創業時よりリード投資家として参画する機会を頂けたことを大変嬉しく思います。
田中さんとは、2024年8月に初めてお会いし様々な議論を重ねてきましたが、キーエンスで培われた現場力や営業力、A.T.カーニーで培われた経営・マクロ視点を併せ持った素晴らしい起業家だと感じております。
製造業における製造工程や外観検査は、まだまだアナログ・人力な作業が残っており、人材不足や品質管理の観点で深い課題があることは明白です。こうした大きな課題に対して、最新技術と現場理解で今までに無いソリューションを提供するResi For社に期待しており、Resi For社の目指す未来の実現に向けて、全力で支援してまいります。
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◼️多品種小ロット向けAIエッジデバイスを開発するResi Forについて
当社は、日本の製造業の中でも多数を占める多品種小ロットの現場における製造および検査プロセスを起点に、人材不足、トレーサビリティの強化、品質改善といった課題に対し、実効性の高いソリューションを提供しています。
現場でリアルタイムに処理・判断を行うエッジコンピューティング技術を核とし、ソフトウェアと一体で最適化された専用ハードウェアを自社開発・提供することで、現場起点の課題解決を実現するスマートプロダクトを創出しています。現在は、先進的な製造企業とのクローズドな共同開発フェーズにあり、製品の詳細については非開示とさせていただいております 。
◼️代表取締役CEO 田中 寛之(Tanaka Hiroyuki)
慶應義塾大学経済学部卒業後、
新卒でキーエンスにて画像処理システムの技術営業に従事。
その後、米国経営コンサルファームのA.T. Kearneyにて複数の製造業領域のPJに参画し、
2024年6月に、日本の製造業のポテンシャルを開放するべく、株式会社Resi Forを設立
◼️技術顧問 金 剛洙(Kim Kangsoo)
東京大学工学部卒業後、同大学工学院修了。
2020年より東京大学松尾研究所に参画し、機械学習の社会実装プロジェクトに従事。
金融庁の特別研究員を務めるほか、生成AIや金融分野への機械学習応用における豊富な知見を基に、スタートアップの顧問やVCファンドの代表取締役社長CEOなど、多岐にわたる役職を歴任。
2024年6月、株式会社Resi Forの技術顧問に就任