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総務省「ICTスタートアップリーグ」に採択

2025年7月13日

令和7年度の「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」に採択

株式会社SonicAI(本社:東京都港区、代表取締役:田中寛之)は、総務省が実施する令和7年度「ICTスタートアップリーグ」に、当社の研究開発課題が採択されたことをお知らせいたします。


本事業は、ICT分野における有望なスタートアップを対象に、研究開発から事業拡大までを一貫して支援する取り組みであり、令和7年度はデロイト トーマツ ベンチャーサポート合同会社及び、外部専門家・外部有識者の厳正な審査を経て62件が採択されました。


当社が開発を進める**製造現場の搬送・検査工程に特化したAIエッジデバイス「SonicAI」は、多品種小ロット生産が主流となる現場における深刻な人材不足の解消を目指す、次世代の自動化ソリューションです。

 

今回の採択を受け、業務実施機関であるデロイト トーマツ ベンチャーサポート合同会社や、外部専門家との連携を通じて研究開発体制の強化、販路開拓、事業成長の加速に向けた取り組みを中長期的に進めてまいります。



◼️代表取締役CEO 田中寛之からのコメント


製造業は日本最大の産業であり、戦後の高度経済成長を牽引した、世界に誇る日本の基幹産業です。現場には、長年にわたり蓄積されてきた豊富なノウハウと高度な技術的知見が根付いており、現在においても、世界水準の品質と信頼性を支える重要な基盤となっています。


一方で日本は、少子高齢化や深刻な労働力不足といった社会構造の変化にいち早く直面する「課題先進国」であり、これらの課題は、属人的な業務が多くを占める製造現場において特に大きな影響を及ぼしています。中でも、サプライチェーンの上流に位置する多品種・小ロット生産の現場では、これらの課題がより顕著に表れています。


このような環境下において、現場が直面する本質的な課題やニーズ、日々のオペレーションに内在するインサイトを丁寧に捉えながら製品開発を進めることこそが、日本だからこそ実現できる独自性あるプロダクトの創出につながると考えています。私たちは、こうしたアプローチを通じて、グローバル市場においても通用する競争力を確立してまいります。

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